よくあるデータの不備について

データに不備があった際、お客様にデータを修正していただき、再入稿をお願いする場合がございます。
再入稿によって納期の遅延が起こり、
ご予定の日にちに商品をお届け出来ないという事態になる可能性がございますので、
隅々までデータの最終チェックを行っていただき、余裕を持ってデータをご入稿くださいませ。

お客様のデータに見られる特に多い不備をまとめましたので、
最終確認のご参考にしていただけますと幸いです。

箔押しの注意点

箔押し印刷について

箔押し印刷は、金箔や銀箔などの「箔」を熱と圧力で紙に転写する特殊印刷です。
箔を熱と圧力で紙やクリアファイルなどの素材に転写し、通常の印刷では表現できない金属のような光沢や高級感を出すことができます。

箔押し印刷について

箔押しの注意点

通常の印刷では表現できない金属のような光沢や高級感を出すことが一番の特徴ですが、
箔押し印刷は、版の凹凸が細すぎると、箔が剥がれやすくなったり、上手く転写されないなどの問題が発生するため
細かいデザインや繊細な表現が難しい場合があります。

書体によっても異なりますが、文字の大きさは8pt以上を目安に作成をお願い致します

文字や線等の太さ・隙間が0.15mm以上になるように作成をお願いいたします。
※同じポイント数でもゴシック体の方が文字が太くて潰れやすい特徴があります。
明朝体やフォーク体等は、文字の線が細くなりやすいため注意してください。

注意①
ベタ白抜きデザインは、綺麗に箔押し出来ない恐れがあります

細かな文字やデザインのベタ白抜きは、箔で文字が埋まりがちです。
※特にパール色は、箔の質が柔らかくその傾向が顕著です。

注意②
QRコードの印刷は、箔が欠けて読み取れない恐れがあります

QRコードの印刷は、箔が欠けて読み取れない恐れがあります。
また、箔色によっても読み取りが出来ません。

弊社ではQRコードの読み取りテストは行いません!
ご了承ください。

注意③

線幅・隙間をチェックする方法

STEP.1 直線ツールを選択

線幅・隙間をチェックする方法step1

ツールバーから「直線ツール」を選択します。

STEP.2 幅を測りたい部分をドラッグ&ドロップ

線幅・隙間をチェックする方法step2

箔押しデータの幅を測りたい部分でドラッグ&ドロップして直線を伸ばします。

STEP.3-1 カーソル右下に表示される数値で確認

線幅・隙間をチェックする方法step3-1

ドラッグ&ドロップをしている際に、カーソル右下に表示されるボックスで幅の数値が確認できます。

STEP.3-2 変形パネル「線のプロパティ」から確認

線幅・隙間をチェックする方法step3-2

メニューの「ウィンドウ」→「変形」で変形パネルを表示した状態で、先ほどの直線を選択すると線のプロパティで幅の数値が確認できます。