よくあるデータの不備について

データに不備があった際、お客様にデータを修正していただき、再入稿をお願いする場合がございます。
再入稿によって納期の遅延が起こり、
ご予定の日にちに商品をお届け出来ないという事態になる可能性がございますので、
隅々までデータの最終チェックを行っていただき、余裕を持ってデータをご入稿くださいませ。

お客様のデータに見られる特に多い不備をまとめましたので、
最終確認のご参考にしていただけますと幸いです。

カラーモードの設定方法

RGBとCMYKとの違いとは?

RGBモードとは『光の三原色」と呼ばれている、R(赤)、G(緑)、B(青紫)の3つの色を扱うモードのことです。この3つの色を100%ずつ掛け合わせると白になります。(このことを加色混合といいます)
パソコンやテレビなどのモニターで見るためのものは、RGBモードで作成します。

RGBモード(加色混合)

CMYKモードとは、「インキの三原色」であるC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)にK(黒)を加えた4つの色を扱うモードのことです。 この4つの色を100%ずつ掛け合わせると白になります。(このことを減色混合といいます)

CMYKモード(減色混合)

印刷で表現できる色域について

印刷に用いられるCMYKは、RGBよりも表現出来る色の範囲が限られているため、RGBでは出せてもCMYKでは出せない色が存在します。

色域イメージ

そのため、RGBモードで作成したデータを印刷した際に右のような色の変化が起こってしまい「想像した色と違った」という現象が起こるのです。

変換イメージ

point

このような現象を起こさないために、カラーモードを必ずCMYKモードに設定の上、データを作成するようにしてください。
※データ作成の途中で変更する事も可能ですが、かなり色味が変わってしまうため、最初からCMYKモードで作成することを推奨します。

新規作成の場合

新規作成の場合

新規ドキュメントの「詳細」の「カラーモード」のプルダウンより「CMYK」を選択してください。

作成途中で変更する場合

作成途中で変更する場合

メニューの「ファイル」から「ドキュメントのカラーモード」を選び、「CMYK」を選択してください。